<商店街火災>「中島廉売」で全盲写真家がイベント 函館(毎日新聞)

 全盲の写真家、大平啓朗(ひろあき)さん(30)が26、27の2日間、火災が起きた北海道函館市の商店街「中島廉売(れんばい)」でチャリティーイベントを開く。大平さんの講演やミュージシャンのライブなどで募金を集め、店舗の復旧などに充てられる。商店街の野菜を使った料理なども安く振る舞われる。

 上川管内下川町出身の大平さんは山形大理学部大学院に在籍中だった03年、毒性の強いメタノールを誤って飲み意識不明の重体に。3日間、生死の境をさまよい意識が戻ったときは失明していた。

 子供のころから好きだったカメラを手に日本縦断の旅に出たのが09年6月。匂(にお)いや風を頼りにシャッターを切り、知り合った人の家に泊まった。夜は旅の話を肴(さかな)に好きな酒を酌み交わしたという。「目が見えないことは交流の障害にはならないと分かった」。今年3月からは旅を一時中断し、知り合いのいる函館で身体障害者への理解を深めようと講演会などを行っている。

 1934(昭和9)年の函館大火で焼け出された露店商たちによって始められたとされる中島廉売は、地元の人に親しまれてきた商店街。4店舗が焼損した16日夜の火災で、市は改修を検討しているが、「商店がひしめき合う懐かしい長屋がなくなる」と店主らは心配する。そのため大平さんは「チャリティーで人が集まれば商店街が明るくなる」と意気込む。問い合わせは実行委員会(0138・51・0026)。【佐藤心哉】

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